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『月刊アレコレ』に取り上げていただきました [その他]

ちょっと恥ずかしいのですが、ぽつぽつ「見ましたよ」とのメールもいただきましたので・・。 『月刊アレコレ』の最新号にちょこっと取り上げていただいております。
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「きものびと十人十彩(じゅうにんといろ)」というコーナーで紹介されました。
・・・そもそもですね、最初は関係者の方から「お正月向けの着物コーディネートを一式貸して欲しい」とのご依頼があったのです。で、そのつもりで準備をしていたのですが、私の確認不足もあってその話は流れてしまいました。ちょっと残念に思っておりましたところ、編集長様より「別のページに出てください」との話が・・・。
でもねぇ・・ちょっと悩みました。

今までに登場された方は、皆さんそれぞれに自身の道をしっかりと歩まれ、結果も出しておられる方。私の様な中途半端な人間が出てもよいのかと悩みました。
だいたい私は何をしている人になるのか。「着付士」としては駆け出しで、そんなに仕事をこなしていない。「コレクター」としては、皆が唸る逸品を多数持っているわけではない。「着物人」として、毎日着物で過ごしている訳でもない。「ブロガー」としては、気まぐれに更新している・・。そして、それぞれのカテゴリーで、私より取り上げるべき人達が他に沢山いると思うのです。

・・その辺りのことも編集長様にご相談したのですが、かえって着物に対する「暑苦しい想い」を持った人間であることが伝わったのか、正式に取り上げていただくことになりました・・。

肩書きは「着付士」となっています。これ、すごく抵抗あります。私より上手な方はごまんと居ますもの・・。何だかそういう方々に申し訳ないです。しかしながら、貫禄だけは充分に備わった写真写りにちょっと笑いました。
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記事は、暑苦しい私の話を、Salonに取材に来られた編集長様が上手くまとめてくださいました。これを読んでいただくと、現在の私の姿勢やそこに至るまでの体験などが何となくお判りいただけるのかなぁ・・と思っております。

補足的にと言いますか、強調して言いますと、「着物を着る」だけではなく「着物を通して、その根底にある日本人の美意識や感性などを歴史的な事実に基づいて伝えてゆきたい」ということが私の目標となっております。「着付け」は、私にとってそのfactorの一つ。今回は中途半端に「着付士」と紹介されましたが、いつかは胸を張って自分の仕事を語れるようになりたいと思っています。


最新号の『月刊アレコレ』は、私の記事以外にも、「半衿」の特集や、コーディネートのコーナーなど着物に関する身近な話題を約30ページにギュッと収めた冊子となっています。興味のある方はこちらから注文可能です。私が出ていますvol.77はSalon de Tsuruでも販売いたしておりますので(400円/1冊)、ご入用の方は仰ってください。


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タグ:着物
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ブログが取り持つ不思議な縁 [その他]

着物に殆ど関係ない話で恐縮ですが、このブログがあまりにも不思議な縁を紡いだので書かせていただきます。

随分と前にブログの中で祖父の妹である橘薫についてほんの少し触れました。こちら

橘薫は戦前の宝塚で活躍したと聞いています。三浦時子さんとの『エッチン&タッチン』コンビが人気を博したようです。確かに「橘薫 宝塚」で検索してみると、何件かヒットします。歌が売りだったらしく、宝塚の古いレコードには何曲かが収録されているようです。

これは、ブロマイドでしょうか。祖父母の家にあった橘薫の写真です。
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戦後はシャンソン歌手として、舞台に立ったり後輩の指導にあたったようです。この写真、言うまでも無く左側が橘薫。で、右側は何方かわかりますか?
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正解は三輪明宏さん。美しいですよねぇ~~♡ 三輪さんは時々インタビューなどで橘薫にお世話になったことを話してくださるそうです。祖父が生前、いつもそのことに感謝していましたっけ。

私の大叔母にあたるわけですが、もちろん面識はございません。私が生まれた時には亡くなっていたのだと思いますが、周りから大叔母の事はよく聞いておりましたので、とても身近な存在の様な気がします。



昨夜 1通のメッセージをいただきました。「私は『エッチン&タッチン』のタッチンこと三浦時子の孫です」と。

ビックリしました!! その方も着物が好きで、たまたま私のブログを発見し、読み進めていくうちに橘薫について触れた記事に行き当たったそうです。で、同じ着物好きというところにも縁を感じて、メッセージを下さったのです。嬉しいです。ありがとうございました!!

あんな少しの記述だけですが、こんな縁を紡ぐなんてネット社会はすごいですね!
実はさらにすごい話が・・・


橘薫について触れた記事を書いた数ヵ月後、やはりメッセージをいただきました。「私の祖母は、橘薫の従姉妹です!」と。

え~!!ってことは、高祖父母が同じということですね。これには驚きました。まさかブログを通じて遠縁に巡りあうとは!しかもその方とは着物が好き(お茶を長くされている方でした)なだけでなく、名前(本名)が私と同じ、通った学校など育ちがすごく似ていて、2つ隣の駅に住んでいらっしゃることがわかりました。本当に偶然の重なりというか、かなり奇遇な感じがしました。もちろん実際に会いましたよ!とても素敵な方で、嬉しくなりました。

このことは母にも(橘薫は母方なので)驚きを持って受け止められ、そのニュースは身内に拡散。その過程で、彼女の曽祖父様と私の曽祖父が歳の離れた異母兄弟であることなども判り、改めて自分のルーツを掘り下げる事となりました。


本当にネットってすごい!
そう言えば、主人の曽祖父の経歴(何藩の○○家から○○家に養子に行ったことや、その後の学歴・職歴・功績など)やお墓の場所も私がネットで探し当てました。探せばあるのです。情報も縁も。

ネットで情報を発信するのは様々なリスクも背負いますが、新たな出会いだけでなく、自分を巡る忘れ去られた過去までも引き出すことがあるのだという事例でした。



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タグ:遠縁
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アンティークを買う(その2) [その他]

昨日のブログを読み返していて、「あまり参考にならないなぁ」と思ったので、もう少し参考になりそうな話を。

アンティークのものを何か買いたいとき、「お得」に買いたければ、その目的のものが得意な骨董屋はあえて避けるという手があります。例えば、戦前後の良い着物が欲しい場合、あえて現代モノを扱っているリサイクルショップに行けば安くで手に入ることがあります。要は店主が何に価値を見出しているかなのですが、現代モノを扱う店では戦前後の着物は『古着』として価値を低く見ていることがあります。ですから帯留や簪の場合、陶器や書画が得意な骨董店などに行くと、時々とんでもない安値で隅の方に置かれていることがあります。

但し、目を肥やしたり、確実に間違いの無い商品を手に入れられるのは目的の商品が得意な骨董屋さんです。店主から色々な知識が得られるでしょうし、良い物が沢山見られるので大変勉強になります。多少 商品が高くてもその体験は価値のあるものだと思います。

それからその骨董屋さんの「場所」も、価格に大きく影響する事があります。やはりその「メッカ」は高いような・・・。京都の有名な骨董通りで素敵なビラビラ簪が5万円(しかも1本)で出ており、見せてもらったものの購入を躊躇しておりましたら、「5万円で迷ってたら、ここらで買い物は出来ないよ」と店主に言われました。まぁ、そうでしょうなぁ・・・。ところが地方の骨董屋に行くと、そういうものが京都の数分の一で買える事があるのです。
実際 私の母が京都の有名骨董店で一枚1万円以上で買った皿と全く同じものが、松江では5枚で3万円だったり。

では地方が必ず安いかと言えば、逆の場合もあって・・・。主人と車で旅行した時に日本海側のとある地方都市を通過中、民家が全く無い山道に1軒の骨董屋を見つけました。お客さんが来そうに無い場所の割りに大きく綺麗な骨董屋でしたので入ってみましたところ、高い高い!「えっ?これにこの値段???」というものばかりで驚きました。競合する店がないと、逆に強気であることもあるのでしょうか。

結局 欲しいものの相場観を養っておくことが大事ですね。


ヤフーオークションはどうでしょう。
あくまでも帯留や簪類を探す私の私見ですが、「掘り出し物もエエもんもあるけど、間違い(嘘)も多く、見るのが面倒」という感じです。

帯留や簪の類は、最初から35,000円以上を見ると、なかなか良い物があります。ものによっては骨董屋さんよりも安いかも。でもお買い得品を探そうと、1円から見るとしんどい、しんどい。箸置きや粘土、ビーズなどで作った手作り品が数多出品されています。その中から価値あるアンティークの品を探すのはかなりの時間を要します。最初から欲しい材質や形が決まっていれば、その言葉も含めて検索した方が良いでしょう。

あと、やはり真贋が写真と説明だけでは判らないということです。写真を見て「これは鼈甲じゃないでしょう・・」と思われる物でも、「鼈甲です」と断言されているケースが結構見受けられます。逆に「材質不明」と書かれているものの中に、とんでもなく良い物が混じっている事もあります。
こればかりは写真だけで判断するのは相当難しいですし、それに手を出すのはギャンブルみたいなもの。余程 見た目で気に入ったか、まがい物でも後悔しない価格的の場合にしか手を出せません。


さて、参考までに私のヤフオクで「ギャンブルに勝った」(?)体験談を。
この帯留の写真(出品されていた時の写真です)を見て、材質は何だと思われますか。またこれが2,000円は安いですか?高いですか?
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こちらの商品、もう随分と前に首都圏のある骨董屋さんが「木彫り」の帯留として、2,000円で出品されていました。
でも見るからにこれは「木彫」ではない。船の部分は漆が剥がれた木の質感にも見えますが、赤い菊と左の黄土色の菊の葉っぱが明らかに「銅」の色合いだと思ったのです。ですから入札してみました。そして落札者無く、開始価格の2,000円で入手しました。

私の手元で、お手入れしてやりましたらこの姿。
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美しい彫金の帯留です。船の部分など、傷も致命的な変色も無く、大変良い状態です。そして菊の花の艶やかなこと!この手のものを2,000円で手に入れるのは、なかなか難しい事だと思います。相場では2~3万円程度でしょうか。いやお店によっては、それ以上で出すところもあるでしょう。


で、参考にしていただきたいのはここから。
木彫と彫金は、持った時の重さや表面の質感で直ぐに判ると思うのです。「それが判らない骨董屋=余程 帯留類に興味が無い店」と踏んで、直接取引を申し込みました。幸い 行くことの出来る距離にある骨董屋でしたので、ラッキーでした。

お店に伺うと、予感は的中。あるある、ビックリするくらい安値の帯留!(逆にちょっと凝った彫りのある珊瑚の帯留などは30万円前後で、極端に二極化した値付けでちょっとおかしかったです。) 喜びをひた隠して、「まとめて買うから」とさらに値切る、私。ちゃっかりサービスしてもらいました。 まぁ、店主の「金持ち自慢」に30分ぐらい付き合ったんですけどね・・。


これはなかなか出会うことの無いラッキーな事例ですが、こういう店を運よく見つけたら 『即 目的のものを探して、店主に喜びを悟られないように値切ってまとめ買い』 。これ、鉄則です!


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『食べる工芸品』 象東さんの御陽菓詞(おひがし) [その他]

Salon de Tsuruの『意匠を学ぶ会』では、おこしいただいたお客様にお茶の時間の時間も楽しんでいただこうと、毎回違ったお菓子とお茶を用意しております。煎茶と和菓子、紅茶と洋菓子をそれぞれ用意するのですが(あと自分の為に、必ず「煎餅」があるな・・)、和菓子については毎回その会のテーマに合ったものを用意しています。

前2回の和菓子は、「菊」「紅葉」と、お菓子でも比較的良くある意匠でしたので上生菓子で用意いたしました。しかし今回取り上げる意匠は「天地・気象」。夏場なら、観世水を模った上生菓子などもあるのですが、あまり涼やかな雰囲気でもなぁ・・と思い色々思案。
そこで、前々から気になっていたお菓子屋さんに相談してみる事にしました。

気になっているお菓子屋さんとは、讃岐工芸菓子の『象東』さん。
初めてその名を聞く方も多いと思います。それもその筈、まだ開業されて間もない、お干菓子(象東さんでは『御陽菓詞(おひがし)』と呼ばれています)を作っておられるお菓子屋さんなのです。

出会いはほんの数ヶ月前、facebookでご紹介くださる方があってご縁ができました。店主の三浦さんも大変素敵な方なのですが、作られるお菓子の写真を見たときにとても胸がときめきました。京都で生まれ育ったので、お干菓子は沢山見てきたのですが、こちらのお菓子には何とも言えない可愛らしさと上品さを感じ、そしてその完璧なフォルムに目を見張りました。

象東さんのお干菓子の木型は、全て伝統工芸士・市原吉博さん作のものを使用しているそうです。この菓子木型を作成している職人さんは、もはや全国でも10名に満たないそうです。菓子木型もそのまま飾ってもよいような美しいものや楽しいものが沢山あるのですけれどねぇ・・需要が少なくなっているのでしょうか。店主の三浦さんも、この素晴らしい技術を後世に伝えたいと、創業されたそうです。

で、今回の会の趣旨を伝えましたところ、職人さんのところに「雪」の木型があるとのことで、制作をお願いいたしました。実は今回の会で一番楽しみだったのは、この象東さんのお菓子だったのです。写真では拝見していましたが、実物はどんなのかしら・・・ワクワク。

会の2日前にお菓子が届きました。お菓子はシンプルかつ上品な箱に入れられています。今回は会用と、お年賀向けのものをサンプルに1箱いただきました。小さい箱の方が、お年賀用のお干菓子6つ入り。(早く中が見たくて写真を撮る前に、箱を開けてしまいました。リボンの位置が少し変わっているかも・・・すみません!)
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先ずは会用の方。お菓子は全て小袋に入れられています。これはお菓子のエッジが壊れないようにとの配慮。お菓子の「型」の美しさに拘った結果ですね。
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そして今回の会のテーマに沿って作っていただいたお菓子。思っていた以上に美しい雪花に感動!「水もテーマです」と伝えてあったので、水に因んだものを組み合わせて下さいました。(結局「水」には触れられなかったのですが・・)
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お年賀のサンプルの方はこんな感じ。
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こちらも美しい型です。やはり鶴はいいですね。私の用意するお年賀品なら、鶴と松だけにしても良いかと思いました。
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でも一番気に入ったのは、この鯛なんです。コロンとした紅白の鯛が可愛い事!ちょっと似ている帯留を持っていたので、一緒に並べてみました。まるで鯛が会談している様な楽しい図になりました。帯留は白蝶貝を彫り出した厚みのあるものですが、和三盆で出来た鯛が存在感では負けていません。これも型が美しいからだと思います。
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存在感といえば、会用に季節に合ったお菓子も色々入れてくださったのですが、その中の乙女心を鷲掴みにするこのモティーフが素敵でした。
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そう薔薇。またもや私の帯留と並べてみました。薔薇は象牙、揚羽蝶は陶器の帯留です。やや大振りな帯留に負けないほど、薔薇と蝶のお干菓子は可憐で美しいと思われませんか!

象東さんの色々な型のお菓子を拝見して思ったのは、曖昧な線、無駄な線が無いという事。これが象東さんのお干菓子の美しさや、完璧さのを生んでいるのだと感じます。実物を拝見して、この「型」の魅力に取り憑かれた三浦さんのお気持ちが判ったような気がいたします。

もちろん、お味もとても上品なのです!打ち粉無しで、100%讃岐(香川)産の最上級の和三盆だけで作られているので、口の中で解けるように溶け、深い味わいが広がります。そして癖のない後味。
会のお客様にも、見た目も味も楽しんでいただけたようで非常に評判が良かったです。三浦さんありがとうございました!


店主の三浦さんが商品を「食べる工芸品」と表現されていますが、『職人技』という点では、私が愛してやまない帯留も、象東さんのお干菓子も同じだなぁと思いました。四季折々の美しさや「文化」を小さな小さな世界に表現したモノ。日本人の美意識と、精緻な技が凝縮されたモノ。
殺伐とした時代だからこそ、こういうものに触れてちょっと一息。忘れかけていた日本人らしい美意識を目覚めさせるきっかけになるのではないかと思います。


★象東さんのHPには他にも沢山の素敵なお菓子が掲載されています。是非 一度ご覧下さい。見た目、お味共に良いので、クリスマスやお年賀の贈り物にも喜ばれるのではないかと存じます!希望の型を組み合わせていただけるので、プチギフトや引き出物にも最適ですね。
象東 http://www.zoto2011.com/


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木村孝先生のトークショー [その他]

本日は日経新聞社と集英社の婦人誌『eclat(エクラ)』主催による、木村孝先生と荻原輝美さんのトークショーに行ってまいりました。
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木村先生と言えば、着物好きならば誰でも存じ上げているだろう、この道の第一人者のお一人。雑誌などで先生のお名前を見かける機会は多々ありますが、本日は生でお話を伺えるとあって、大変楽しみにしておりました。

壇上で着物について語られる先生は、思っていた以上に素敵な方!91歳とは思えないほど肌が美しく(噂には聞いておりましたが、驚きでした!)、背筋もピンと伸びて着物姿や立ち振る舞いが非常にエレガント。そして何より、お話を伺っていると、そのお人柄にグイグイと惹きつけられてゆきました。同じ京都人だからというのもあるかもしれませんが、柔らかい京言葉で、初心者にも判りやすく、そして楽しくお話される姿に心が和むと言いますか、大先輩に失礼とは存じますが大変チャーミングな方だと思いました。
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着物に関するお考えも、とても自然体でいらっしゃるのが印象的でした。これは着物を着ている(着る仕事をしている、或いは家業がその関係である)京都の友人達にも言える事なのですが、着付け教室で教えるある意味「規格化された着付け」ではなく、子供の頃から着物を着続けた結果、着物が体に馴染む、馴染ませる「具合」を体得しているという感じ。着物のしきたり(ルール)についても同様。付け焼刃の知識ではなく、幼少の頃から日々の生活の中で自然に蓄積されてきた奥深いもの。上手く言えませんが、何となくお判りいただけるでしょうか。

先生の言葉の一つ一つに心から共感し、そして聴けば聴くほどに先生への敬愛の念を深めた90分でした。
その中でも私が印象に残った言葉をいくつか。語弊を招くといけないので、私の解釈は書きません。先生の言葉の意味を、それぞれの想いで酌んでいただけたらと思います。

 ・今日着物は非日常的(特別)なのもとなってしまった。だからこそ「美しく」着なければいけない。
 ・着物(着るもの)を粗末にしない。着姿・手入れに人生が表れるので、丁寧に着ること。
 ・着物は決して贅沢なものではない。染め直しや、仕立て直し、手入れ次第では何十年も着られる。それは日本人の知恵であり、今言われる「節約」にも繋がる。
 ・着物は俳句と同じです。「日本」という風土、四季の移ろいを詠む俳句を作るように着物を纏うとよい。
 ・主(あるじ)は着ている人。着物が主(あるじ)にならないように。
 ・これからは「豪華さ」ではなく、個人の「美意識」が問われる時代になる。
 ・着物は民族衣装なのですから、外国の方にもそれが説明できるようになって下さい。

ショーの終了後、展示されていた着物を拝見していたら、先生が寄ってこられて「あなた、綺麗に着てはるねぇ」と声を掛けてくださいました。もう、涙が出るほど嬉しかった!声を掛けたいただくだけでもありがたいことですのに、褒めていただけるなんて。

先生の気さくさに乗じて、会場内で売られていた先生のご著書を購入しサインをお願いしました。これは宝物です!
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購入したのはこちらの本。帰りの電車で少し読み始めましたが、着物好きならばワクワクした世界の広がる、そして「和の美」に気づかされるご本のようです。
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さらに私、調子に乗って先生にお写真もお願いしてしまいました。快く許可してくださった先生に感謝感謝です。そしてなお一層好きになってしまいました!
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また一人、目標となる素晴らしい女性と出会えた会でした。


※今回参加した日経&『eclat』主催のプレミアムサロンイベント。次回は歌川国芳についての講座があるようです。詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。エクラのプレミアム通販もオススメですよ。大人の女性にぴったりな上品なお品が沢山で、物欲が掻き立てられます!
http://www.s-woman.net/eclat/



タグ:着物 木村孝
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